重要なチャートが複数掲載されているツイートがあったので、投資にあたって知っておくべきと思うものから順に一部選別して日本語で記録しておきます。元ツイートはこちら。
内容は自分の解釈も含めています。
目次
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1.長期リターンは株の勝ち
1801年からの年率リターンは株6.9%、債券3.6%、ゴールド0.6%。
2.ホールドし続けることが大事
強気相場にホールドし続けることで得られる利益は、弱気相場でホールドし続けることで被る損失よりもはるかに大きい。
- 平均的な強気相場の期間は6.6年間で平均の累積リターンは339%
- 平均的な弱気相場の期間は1.3年間で平均の累積損失は-38%
3.投資家の敵は自分自身
2002年から2021年の20年間でのアセットクラス別年率リターンでは
- 平均的な投資家は3.6%
- S&P500は9.5%。
- 60/40ポートフォリオは7.4%
- 40/60ポートフォリオは6.4%
4.長期保有すれば利益が出る確率は上がる
1871年から2012年のいずれの保有期間でも、実質トータルリターンがプラスになる確率は
1年:68%
5年:80%
15年:95%
20年:100%
5.売上と利益の増加がパフォーマンスの推進力
短期的には、バリュエーションの変化がリターンを左右する。
長期的には、売上高と利益の変化がリターンを左右する。
6.リターンが0%の期間もある
株式市場が0%リターン(インフレと配当調整後)の期間も存在する。
2000年9月~2013年5月:12.8年
1973年2月~1984年12月:11.9年
1937年3月~1945年3月:8.1年
7.年内のドローダウンは好調な年であっても大きい
青色のバーが1928年から2021年のS&P500年率リターンで、赤色の点が年内の最大ドローダウンを示す。最終的にプラスの年でも年内に大きく下げている局面がある。
8.大きなドローダウンはあり得ること
1928年から2021年の株式市場の下落局面のうち、20%以上の下落は26%、30%以上の下落でも10%はあり、特別なことではない。
9.それらしい売却理由は常にある
どの場面でも論理的に聞こえる売却理由はあるが、その間保有していた場合の累積リターンは495%。(2009年3月~2019年12月)
10. 新しい技術はハイプ(感情的な)サイクルをもたらす
新技術の登場により期待が膨張した後に幻想から覚めて下落し、時間をかけて浸透していく。