太陽光発電投資を行って感じる魅力

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MISA家では太陽光発電が投資の主力になっています。国内の資産ですし、銀行がローンを出してくれるのでレバレッジを効かせることができました。その結果、他の資産と比較して資産形成の初期段階でも大きな規模のポジション(自分比較で)を取ることができました。


実際に投資をしている身としては、太陽光発電には同じ現物投資である不動産投資と違った以下のような魅力を感じています。

画像:Michael SchwarzenbergerによるPixabayから

  • 空室リスクがない。
    特にコロナ禍では所有不動産ではコロナの開始からタイムラグをおいて空室が増えてきてキャッシュフローも悪化して「コロナ早く終わって~」と思いましたが、この期間でも人を相手にしていない太陽光発電は同じペースで黙々を売上を立ててくれました。
    頼もしいです。
  • 売上が安定している。
    世の中の多くの事業は売上をどうやって安定させるか、拡大させるか、が最大の課題です。国が予め契約した固定価格で20年間、発電した電力を買い取ってくれるので拡大はしないものの安定はしていて、ここで悩まなくていいのは大変ありがたいです。
  • 手間がかからない。
    年に1、2度の点検、設備メンテナンス、草刈り、緊急時の対応などはありますが、基本的に外注できます。アパート経営のように変わった方が入居してその対応に四苦八苦するということもありません。

これは資本構成により変わりますが、ローンを借りた場合多くのケースで
固定買取期間:20年
返済期間:17年
となると思います。
すると最後の3年間はローン返済が終わって多くのキャッシュフローが期待できます。会社勤めをしていないと自動的に支払われる退職金がないので、私はこれを自分の中では退職金相当に位置付けています。

また、買取価格が固定であるということはインフレに対応できないということでもあります。しかし今のことろ日本のインフレは経済成長によるインフレというよりも海外から輸入している原材料や資源価格の上昇によるコストプッシュインフレと理解しているので、これが定着するかどうかは様子見しています。
仮に続いたとしても貨幣価値が下がるとローンの価値も下がるので、ポートフォリオにおける太陽光発電の価値が全体的に下がるということであって、返済に困るということはならないでしょう。メンテナンス費用はインフレと共に上昇する可能性はありますが、PLに占める割合は大きくありません。

2012年にFITが始まってから10年以上経ちました。今から太陽光発電投資を始めるべきかどうかという点では、以前は不動産投資よりも高い利回りも期待できましたが、最近は買取価格の下落によりその点での魅力は徐々に減少していると思います。
個人的には高いローン割合での投資では利益が出にくい水準になってきていると思いますが、現金で投資が可能な方にはまだ投資対象として検討の価値があるのではないでしょうか。

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MISA

MISA

第1子出産後、保育園に入れなかったため2011年から投資を開始。3児の母でワンオペ育児中。FXからスタートし徐々に時間を使わずにお金を生んでくれる資産の構築にシフト。インデックス投資、太陽光発電、海外不動産、国内不動産、個別債券、海外保険、FX。マイクロ法人運営。
保有資格:証券外務員1種、米国証券外務員、AFP、宅地建物取引士

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